日本とアメリカの年齢による幸福度の違いと原因
日本もアメリカも若い時には幸せを感じる人が多いのに中年期になると下がってきます。これは家庭、思春期の子供を持っている、職場での責任が増える、離婚などいろいろな苦難が降りかかる年代だからです。でも高齢者でははっきり違ってきます。アメリカ人が歳を重ねるごとに幸せな人が増えるのに、日本ではどんどん下がっています。なぜこんなに違うのでしょう?
アメリカやスウエーデンでは高齢者になると別居している子供に毎週1回以上会ったり、親しい友人がいたり、電話で連絡をとったりしている人が8割以上いるのに、日本では半数しかいません。
余命数週間の人に
「人生で一番後悔していることは何?」と質問したらでた5つの答え
人の期待に応える人生ではなく自分に正直に生きる勇気がほしかった
あんなに働かなければよかった
友達とつきあい続ければよかった
自分が幸せになるのを許せばよかった
職場や家庭での役割を演じすぎて大切な自分をないがしろにしていたということへの後悔です。日本人の良妻賢母、休日には何もすることがない仕事中心だったお父さんは要注意です。
日本人、特に真面目なタイプの日本人には我慢して自分の気持ちを押さえるのが美徳のようなところがあって、それがかえって自分の人生に前向きになれない人を多く作り出しているように思います。
べッドの上で後悔することがない様人生の優先順位を考え直す必要が有リそうです。お金が無いと不安で不安で有っても不安でしかたがないのが曰本人ですが、もっと家族や友人、そして何より自分を大事に生きたいですね。
べッドの上で後悔することがない様人生の優先順位を考え直す必要が有リそうです。お金が無いと不安で不安で有っても不安でしかたがないのが曰本人ですが、もっと家族や友人、そして何より自分を大事に生きたいですね。
幸せを感じる瞬間
この教授が研究にインドに行った時のこと、スラム街にこの少女と出会いました。
「将来何になりたいの?」
「看護師になりたいの」
「どうしてそう思ったの?
「だって私、足が速いんだもん!」
「ほんと?じゃあ私と競争しても勝てる?」
「もちろんよ、やってみる?」
「じゃあその一番遠いところにあるタクシーまで競争だ、いくよよーいドン」
スタートした直後に彼女の姿は無くなって、土煙だけが残ったんです。
彼女は本当に速かったのです!
大差をつけてゴールした彼女はヤッタと大喜びでガッツポーズ、すると彼女の両親が飛び出してきて、彼女を抱きしめて祝福したんです。そして、近くにいた人達も、タクシーの運転手も一緒になって、大男にかけっこで勝った少女を、みんなで大はしゃぎして喜んだんです。
やったね!!すごいね~!
幼い彼女のおかげで、一緒に喜んだ身内の人や近くにいた他人までみんなひっくるめてその瞬間幸福だったのです。社会環境が悪いのを指摘するのは簡単ですが、人が幸せになるかどうかはこういう瞬間なんだということがわかります。
これはもう10年以上前の話ですが、私はそのことを心から出すといつでも幸せになります。いまこここにいらっしゃる人も、一瞬暖かい気持ちになれたと思います。このように幸福は伝染するんです。
幸福は伝染する
黄色い点が幸福度が高い人で、青が低い人です。幸せな人の周りには幸せな人になっている傾向があります。幸せかそうでないかは、自分ひとりではなくまわりの幸せが大きく影響するのです。
何人先の友人の幸せまで自分の幸せを感じるかという調査グラフです。友達の友達の友達の幸福まで自分のことと考えるようです。
まとめ
◆幸せな人間関係を考えるとき、誰もがサポートを受けることばかりを気にしています。まるでそれが幸福に不可欠であるかのようです。でも大切なのは、むしろサポートをすることなのです。
◆自分の弱味を見せられる人や、困ったときに頼れる親友が一人か二人いれば、それだけで十分幸せになれます。
◆恋人に良いことがあったら、一緒に喜んで最高に嬉しがらせてあげましょう。そうしないのは、必死に救いを求めている恋人を助けないのと同じなのです。
◆スイッチが入るように一気に幸せにはなりません。サポートを続けてその状況を客観的に見ることができるまでは少し時間がかかります。
◆幸せになるために小さな親切をするたびに手帳にメモしましょう。その習慣こそが自分と周りにいる人がいっしょに幸福になる方法なのです。
●店を出るときにドアを開けてあげた。
●夕食を食べて美味しかったと言えた。
●バスを降りるときありがとうと言えた。
●おばあちゃんに電話をかけた。
●おばあちゃんに電話をかけた。
●自慢話にさりげなく喜んであげた。
たくさんありますね。
0 件のコメント:
コメントを投稿